セルライトの原因と解消方法

2018年2月15日

水着を着る時や思い切って脚を出す時、ももやお尻のセルライトは気になりますね。一度できたセルライトはエステなどプロの手や器具を借りないと解消できないという説もありますが実際のところはどうなのでしょうか?

 

その前にまずは「なぜセルライトができるのか?」その原因から見ていきたいと思います。

 

 

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■セルライトの原因を把握

 

セルライトを解消しようと思ったらまず、セルライトができる原因を理解しなければなりません。

 

原因を解決するアプローチを間違えてしまえば改善へと導くどころか悪化させてしまうことさえ考えられるので、そうならない為にもきちんと原因を把握することが大切になってきます。

 

つまり、「原因を理解しているからこそ、その原因を解決する為の方法を試みることができる」ということです。

 

考え方としては、「風邪を引いているのに風邪とは関係ない薬を飲んだところで風邪が治らない」ということと同じになります。

 

では早速セルライトの原因を見ていきましょう。

 

【経過① 皮下脂肪の増加】

 

皮膚組織は表皮と真皮と皮下組織から形成され、このうちの皮下組織を構成している大半が脂肪細胞(皮下脂肪)となります。

 

正常な皮下組織では新陳代謝が活発になり、細胞と細胞の間に適度な隙間ができることで、毛細血管から栄養素や酸素を受け取り、老廃物を排出していくことができるようになるのです。

 

この隙間があることで、脂肪細胞は体がエネルギー源を必要とした時に、これまで蓄えていた中性脂肪を放出することが可能となりますが、細胞間の隙間が無くなるとこれができなくなってしまいます。

 

それに、脂肪細胞が肥大すると周辺の毛細血管が圧迫されて、血流やリンパの流れが滞り、脂肪細胞は栄養素や酸素を受け取れなくなってしまうのです。

 

経路が無い事によって、脂肪をエネルギー源として放出することができず、排出できない脂肪細胞は変形し、互いにくっつくことで塊となってしまいますが、この塊こそが「セルライト」の正体なのです。

 

【経過② コラーゲン線維との結合】

 

一方、皮下組織ではコラーゲンの分子が紐状につながったコラーゲン線維が各細胞を支えています。

 

通常、コラーゲン線維は細長く、細胞と細胞の間の隙間を保ったまま組織を支えていますが、細胞間の隙間がせばまり栄養や酸素が不足した脂肪細胞は正常なコラーゲン線維を生み出すことができません。

 

そうなると規格外の太いコラーゲン線維を生成するようになり、この太いコラーゲン線維は細胞の間を埋めつくして細胞間の隙間を埋めてしまうことになってしまいます。

 

肥大したコラーゲン線維と肥大した脂肪細胞は互いに絡み合い、塊になって頑固なセルライトを形成することになるのです。

 

 

■セルライトの見た目

 

セルライトに限らず、何かしら改善したいと思えば初期段階での治療が効果的になりますが、セルライトの見た目はどのように変化していくのでしょうか?

 

【セルライトの見た目の変化】

 

軽度…外からではわかりません

中度…気になる部分を手で強めにねじったりつまんだりすると分かる

重度…手を触れなくても皮膚を通して常にセルライトが分かる

 

皮膚はオレンジの皮のように凸凹になり、オレンジピールスキンと呼ばれる状態になります。この時、脂肪細胞とコラーゲン線維が結合しはじめるとリンパ液の循環はほぼ止まってしまいます。

 

そして進行が続くと、血管も損傷を受け、血液がセルライトを避けて別経路を流れるようになるため、セルライトの部分は触ると冷たく、見た目も異常なほど太くなります。皮膚の凹凸も次第にひどさを増し、しわが寄って、「マットレススキン」と呼ばれる状態にまで悪化してしまいます。

 

なぜこうした現象が起きるかと言えば、運動不足や偏った食生活、不規則な生活リズムなどで体の代謝が悪くなるせいです。セルライトは一度できてしまうと自然に消えるということがありません。

 

従って、なんらかの手を打たなければ重症化する一方です。

 

放置すると血行不良が深刻になり、頭痛、肩こり、むくみや冷えなど様々な体の不調にも繋がってしまいます。ですので、セルライトになる前段階での「予防」や初期段階での「対策」が重要な意味をもつことになるのです。

 

 

■セルライトを除去するには

 

一度セルライトがついてしまうと、ダイエットで体重を落としたとしてもセルライトは消えません。

 

なぜなら、セルライトの原因は「肥満」だけではないからです。

 

そこには、運動不足、喫煙や睡眠不足、部分的な代謝の低下、食生活の乱れ、むくみ、老化、ストレス、ホルモンバランス…といった様々な要因が重なる事でセルライトに繋がるので、痩せている人にもセルライトは存在しており、「成人女性の8~9割の方にセルライトがある」とも言われているのです。

 

それに、体がエネルギー源を必要とした時にまず使われるのは「セルライト」ではなく、内臓脂肪になります。その次に使われるのが皮下脂肪となり、「セルライトに溜め込まれた脂肪」が燃焼するのは一番あとになるのです。

 

しかも、ほとんどの場合がそこまで辿りつかないので、運動を取り入れただけではセルライトを除去することができないのです。

 

このように、セルライトが重症化した場合は、運動だけに限らず進行したセルライトをセルフケアで除去することは困難となります。何故なら、セルライトは長い時間をかけて脂肪が周辺組織や老廃物と複雑に絡み合い、凝り固まった存在ですから、少し揉んだ位では消し去ることができないからです。

 

また、迂回した血管が表面を走っているため、無理な力を加えると内出血しやすく、非常に痛みを感じやすい状態となっているので、マッサージの力加減にも注意が必要となります。

 

皮下組織が傷つけば、傷を修復しようとコラーゲン繊維が集合し、周辺の脂肪細胞や老廃物をまきこんで、かえってセルライトが拡大しないともかぎりません。

 

ただ、幸いにもセルライトの進行スピードはそれほど早いものではありません。

 

皮下脂肪の少ない部分にはできにくく、外科手術が必要になるほど酷くなるケースもないのです。ですので、軽度の場合であれば、運動やセルフケアをすることが効果的になるので、セルライトが悪化する前にこうした対処をすることをオススメします。

 

仮に、セルライトの重症度が高まってしまった場合は、セルフケアだけでなくサロンやエステといった専門的な機械や技術を活用して「セルライト除去」に努める事が必要となります。

 

しかし、そこにはどうしても時間とお金が掛ってしまうので、セルライトの予防やそこまで重症化する前段階での、セルフケアや対策の取り組みを当サイトは推奨致します。

 

【自宅でできるセルフケア】

 

①リンパ液の停滞を防ぐ方法

お風呂でしっかり体をあたため、脂肪をやわらかくした上でマッサージを行ないます。セルライトの部分だけをグイグイともむのではなく、心臓から遠い部分から順に、強めのマッサージをして全身の血流とリンパの流れを良くした上で、セルライト周辺の、まだできかけのほぐれやすい部分をていねいにもみほぐし、たまりかけた老廃物を流すようにマッサージします。

 

②セルライト除去クリームの活用

セルライト除去クリームはマッサージクリームとは成分自体が異なるので、同じ認識であってはいけません。

 

セルライト除去クリーム:脂肪燃焼・むくみ解消

マッサージクリーム:肌への負担を軽減(潤滑剤

 

両者はそれぞれ目的や用途が異なるので、それに伴い「得られる効果」も変わってきます。セルライトに対してより高い効果を発揮するのが「セルライト除去クリーム」であり、「マッサージクリーム」ではありません。

 

ただ、セルライトの除去には根気が必要となるので、セルライト除去クリ―ムを使用したからといって必ずしもセルライトが除去できるとは限りません。ですので、使用感・値段・効果・といった部分を総合的に判断した上で、活用の是非やセルライト除去クリームの種類を決定することをオススメします。

 

『関連記事:セルライト除去クリームはどれがオススメ?』

 

③食生活の改善

食事バランスが偏ってしまうと代謝の低下や肥満、冷え症を引き起こす可能性があり、こうした症状がセルライトに繋がるのです。ですので、体の内側からケアしていくこともセルライトに効果的となるので、食事の改善は必要となるのです。

 

控えるべき食べ物:お菓子・清涼飲料水・インスタント食品・ファーストフード

摂取すべき食べ物:ビタミンB群・たんぱく質・カリウム

 

④冷えを防ぐ

「冷え」は代謝を低下させ血行不良を引き起こしてしまいます。その為、体を冷やさないことが重要になってきますが、夏場の冷房が効いたオフィスや体を冷やす食べ物にも注意が必要となります。

一口に「冷え」といっても冬場の寒さだけではなく、夏だとしても体を冷やす機会や場面はたくさんあります。日頃から服装や冷え対策に意識をすることで、セルライトの予防や進行を防ぐことに繋がるので注意して下さい。

 

⑤適度な運動

適度な運動はストレス解消、脂肪燃焼、心肺機能向上…といった効果が期待されます。

 

有酸素運動:ランニング・ウォーキング・水泳・縄跳び・ヨガ

無酸素運動:筋トレ・短距離ダッシュ・重量挙げ

 

有酸素運動と無酸素運度の両方を取り入れる事で、より高い効果を得られる事になりますが、先ずは「続ける」ということを前提とした時に、「どの運動なら続けられるか?」という部分を重点に考えて下さい。

 

何故なら、「続けることができなければ効果を実感することができない」からです。

 

⑥質の高い睡眠

睡眠が体に与える影響はとても大きいです。しかし、「40代」という仕事もプライベートも忙しい年代であれば、その重要性を理解しつつも睡眠時間を削ってまで「やるべきこと」を優先させてしまいます。

ですが「睡眠」には、体の修正や回復、気持ちを安定させる、成長ホルモンの分泌などの効果があるので、睡眠不足になってしまうと、体には大きな負担が掛ってしまうことになるのです。

その負担が蓄積する事により、体内にも脂肪が蓄積され、セルライトへと繋がる恐れがあるのです。

従って、「質の高い睡眠」を心掛けることが重要となるのです。

 

 

■セルライトを解消するために

 

セルライトを消すには長期的な取り組みが必要となってきます。

 

ですので、セルライトを防ぐことやセルライトが重症化する前に対策することが重要になってくるのでが、多くの人は「めんどくさい」とか「何をやっても無理」といって放置したり諦めたりしてしまいます。

 

こうしてセルライトに対して何のアクションもとらないことで、セルライトが進行してしまい、次第に状況が悪化してしまうことで解消するまでが長期化してしまうのです。

 

セルライトを作らない環境を整えることが重要ですが、セルライトができてしまった以上は早急に対策をすることが最善であり最短で解消する方法となります。

 

ですので、セルライトを作らないことをメインに考えて動く事が後々苦労しなくて済むことになるわけです。

 

日頃からセルライトについて意識をして、太らない、むくみを放置しない、冷やさないの「3ナイ」を日頃から心掛けるようにしましょう。

 

こうした小さな努力が頑固なセルライトを未然に防ぐことに繋がるのです。

 

『関連記事:セルライト除去クリームはどれがオススメ?』