ダイエット前

40代がダイエット前に理解すべきこと

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40代と言っても41歳でも49歳でも40代には違いはありません。ですが、「まだ40代になったばかりで若いから」と言って何も行動しないようであれば後々そのツケが回ってくるし、逆に「もう50代に近いから何をしても改善できない」と言って諦めてしまえば状況は悪化するばかりです。このように同じ40代でも一人一人状況は違ってきますが、何かしらのアクションをしなければ悪化の一途を辿ることになってしまいます。

 

しかし、そこには「何をすればいいのか分からない…」と結論までの過程で悩んでしまうことによって行動を止めてしまう人が多いのも実情としてあります。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

その前にまずは40代が痩せにくいとされる理由を知ることが大切になってきます。

 

■40代は運動する機会が少ないので痩せにくい!?

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一般的に”若い”とされるのは10・20代になります。この頃の自分をよく思い出してみてください。「すべて」とは言いませんが大抵の人は良く食べます。また、食習慣も守らず深夜だろうが明け方だろうがいつだって食べたくなれば食べていたと思います。裏を返せば「それだけお腹が減っていた」ということです。

 

なぜそこまでお腹が空くのか?

 

そこには「運動」していることや「代謝」に原因があるのではないでしょうか。

 

若い時は仕事も遊びも一生懸命なので食べた分のエネルギーを消費しています。決して「40代の人は一生懸命でない」といっているのではく、年を取るとどうしても後先を考えてしまい、疲れることや面倒なことを避けてしまいがちになります。その点、若い時であれば後先を考えるよりも、目の前の出来事にがむしゃらになってぶつかっていることが多いです。しかも、学生時代には「体育」や「運動会」それに「遠足」といった授業や行事があるので、普段の生活の中で運動することを意識しなくても、「自然と運動する環境に置かれている」といえるのではないでしょうか。

 

それなら「若くなくても食べた分消費すれば同じじゃない?」と思われるかもしれませんがそうじゃないんです。

 

ここで、先にも述べた『代謝』が関係してくるのです。

 

■40代になると代謝が悪くなる!?

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若い時と40代とでは圧倒的に異なることがあります。

 

それは『代謝』です。

 

代謝とは簡単にいうと、「体内に取り込まれたエネルギーを分解・消費する」ということです。年を重ねるとエネルギーを消費する能力も低下してしまうので、まだ40代になったばかりだと高を括って、若かりし頃と同じような生活を続けていけば当然代謝は落ちているので消費されずに残ったエネルギーが蓄積されてしまいます。

 

スマートだった体に変化が出始めるのも40代になります。割れていた腹筋がなくなり、お腹の下の方が出始めてきます。ここで気がついて食習慣を改めジムやスポーツを始めればその進行はやや緩やかなものに留めることができますが、40代にもなれば会社で責任あるポジションになってくる人も多いかと思います。

 

しかし、食習慣を改めると言っても接待あり、飲み会あり、おまけにデスクワークが増え外出も減ったりすることもあるので改善は難しいものがあります。こうした生活スタイルも40代の”肥満化”を加速させる原因の一つではないでしょうか。

 

■40代のダイエット方法とは!?

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このように若い頃と40代とでは、カラダの変化だけでなく環境も大きく変わってきます。運動する機会や自由な時間が減ることによって、ぶくぶく太ってしまい時間と共に”若い頃の面影もない体型”になってしまうのです。

 

ですが、年を取ったからといって諦めてしまっては状況が悪化するのを容認しているのと同じです。こうした状況になると多くの40代はダイエットを決意しますが、一日の中で自由に使える時間が限られている40代にとって「何をすればいいか分からない」と悩む人も少なくありません。

 

このように時間的制約がある以上、生活スタイルの変化を求めるのは厳しいので限られた時間の中で改善を試みなければなりません。

 

では、具体的にどういった方法がいいのでしょうか?

 

【運動を取り込む】

年齢を重ねると頭ではイメージできても体が動かなくなってきます。ですので、若い頃に運動をバリバリにやっていたからといって、そのイメージで体に負荷を掛けてしまうとケガに繋がってしまうので気を付けて下さい。

 

運動方法としては、筋トレや短距離ダッシュのような有酸素運動に加えてランニングや水泳のような無酸素運動を行うことをオススメします。しかし、これまで運動から離れていた人はストレッチやウォーキングを15分以上行うことから始めて下さい。

 

まずは生活の中に「運動」を取り入れる事をメインに考えて、強度や頻度、時間といった部分については慣れてきたら改善していくようにして下さい。

 

【食事の改善】

ダイエットで運動と食事の両方を改善することが効果的なのはいうまでもありません。ですが、運動と食事を比較した時に”手軽”で効果的なのは食事の改善になります。なぜなら、毎回の食事のカロリー管理をすることだけが食事の改善ではないからです。「食事の改善」と聞くと一回の食事カロリーや一日の食事カロリーを管理して改善しなければいけない印象を持ちます。最終的な目標としてはそこまで管理するのが好ましいですが、「深夜の食事を避ける」ことや「ジャンクフードやお菓子を控える」という少しの我慢や注意も食事の改善になるのです。

 

その点、慣れない運動を取り入れるよりも一回のジャンクフードやお菓子を控えた方が手軽で効果的といえるのです。ただ、ダイエットだからといって今まで食べていたものをいきなり控えてしまうとストレスを感じる可能性があるので、無理のない範囲で食事の改善をして下さい。

 

【サプリメントの活用】

普段の食事からすべての栄養を摂取しようとしても実質不可能となります。何故なら、料理が苦手な人もいれば料理する時間が無い人、好き嫌いや経済状況といった理由が存在するからです。その不足した栄養素を効率的に補うのが「サプリメント」の役割となるので、サプリメントを摂取することで必ず痩せるわけではないのです。その立ち位置はあくまでも”補助的な役割”に過ぎないので普段の食事で摂取できない栄養を補給する為に活用するべきなのです。その部分を理解せずにいるとサプリメントコレクターになってしまい、いつまで経っても痩せる事はできなくなってしまいます。

 

■ダイエットを成功させる為に

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 人によって環境や状況それに痩せたい部分や期間が違ってくるのでダイエット方法は異なってきますが、自分のできる範囲で行動しなければいけないことには変わりはありません。要は、「行動しなければ痩せる事ができないだけでなく太ってしまう」ということをです。その”行動”をする為にも時間を捻出する必要があり、ライフスタイルを見直すことから始めなければなりません。ですが、ダイエットと同時にすべての習慣に変化を与えるのは無理なことです。逆に無理をして変化を与えたところで、継続することができなかったりストレスを感じてリバウンドを招いてしまう恐れがあるのです。

 

こうした小さな積み重ねをすることによって「未来の自分」を変える事ができるのです。今は「忙しい」とか「時間がないから」といって”できない理由”を探しているのかもしれませんが、その中で行動すればきっと後々「あの時頑張ってよかった!」なんて思う日が来るはずです。

 

これから50、60と年齢を重ねていけばいくほど「あの時にやっておいてよかった・・・」と思うかもしれません。

 

その前に”今”行動してみてください。

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