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【2024年版】ワイヤレスイヤホンはどれがおすすめ?

ワイヤレスイヤホンの種類

完全ワイヤレスイヤホン

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左右それぞれのイヤホンが独立しているタイプを「完全ワイヤレスイヤホン」と呼びます。ケーブルが一切ない構造のため、断線したり、引っかかったりすることがありません。

コンパクトかつ軽量で持ち運びにも便利。ワイヤレスイヤホンでは主流のタイプで、安価なエントリーモデルから、高音質のハイエンドモデルまで、幅広いラインナップがあります。

左右一体型ワイヤレスイヤホン

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左右のイヤホンがケーブルで繋がれているタイプを「左右一体型ワイヤレスイヤホン」といいます。ネックバンドで繋がった「ネックバンド型」もラインナップされており、どちらも完全ワイヤレスイヤホンと比べてイヤホン本体を紛失しにくいのがメリットです。

また、完全ワイヤレスイヤホンより比較的リーズナブルなモデルが多いのもポイント。初めてワイヤレスイヤホンを購入する方はもちろん、コスパ重視の方にもおすすめです。

骨伝導イヤホン

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骨伝導イヤホンは、耳を塞がずに音楽を聴けるタイプのイヤホン。骨を通して内耳に振動を直接送り、音を届ける仕組みです。

音楽を聴きながら周囲の音が聞きやすい点がメリット。長時間使った際に耳が痛くなったり、かゆくなったりしにくいのも特徴です。

一方、骨伝導イヤホンの構造上、音漏れしやすい点に注意が必要。電車やカフェなど周囲に人がいるシーンでは、音量に注意しましょう。

ワイヤレスイヤホンの選び方

音の途切れにくさはBluetoothのバージョンをチェック

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無線通信技術のひとつである「Bluetooth」。主に近距離での通信に用いられており、機器同士をペアリングするだけで簡単にワイヤレス接続できるのが魅力です。Bluetoothは1999年に登場してから何度もバージョンアップが行われており、バージョンが上がるほど通信距離や消費電力などの性能が向上しています。

ワイヤレスイヤホンを選ぶ際は、Bluetooth 4.1以降の製品がおすすめです。スマホなどのモバイル端末で使用されるLTE接続との電波干渉が抑えられているため、音の途切れを軽減できます。電波干渉が起こりやすい繁華街や電車内などで使用する場合は、通信速度が大幅に向上したBluetooth 5.0以降だとより安心です。

音質や遅延が気になるなら対応コーデックをチェック

iPhoneで使用するなら「AAC」対応モデル

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「AAC」は、音声圧縮変換方式であるコーデックのひとつ。Advanced Audio Codingの略で、標準的なコーデックのSBCと比べて高音質・低遅延なのが特徴です。

AACは、iOS端末が主に対応しています。iPhoneユーザーで音質にこだわりたい方、動画を楽しみたい方は、ワイヤレスイヤホンがAACに対応しているか確認してみてください。

Androidには「aptX」がおすすめ

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「aptX」は、Android端末の一部モデルで採用されている高音質コーデック。標準的なSBCと比べてデータの圧縮率が低く、原音に近い高音質なサウンドを楽しめます。音楽鑑賞はもちろん、遅延も少ないので動画やゲームでも使用可能です。

aptXよりもさらに遅延を抑えた「aptX Low Latency」、ハイレゾ相当の再生ができる「aptX HD」、そして両者を統合した「aptX Adaptive」に対応したワイヤレスイヤホンもあります。音質を追求したい方におすすめです。

ハイレゾ相当の高音質が魅力の「LDAC」も

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「LDAC」は、ソニーが開発した音声圧縮技術です。SBCコーデックと比べて最大約3倍のデータを伝送できるのが特徴。Bluetooth経由でもハイレゾ音源をダウンコンバートせずに、高音質な状態で楽しめます。

ハイレゾ音源は、音楽配信サイトのほか、Apple Musicを始めとする一部ストリーミングサービスでも聴くことが可能。音質を重視しつつ、無線接続で聴きたい方はLDACコーデックに対応したワイヤレスイヤホンがおすすめです。

装着感で選ぶ

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ワイヤレスイヤホンを選ぶ際は装着感もチェックしたいポイントです。フィットしないと耳に負担がかかってしまったり、脱落によってイヤホンを紛失したりする恐れがあります。

イヤホンの装着感にかかわるものとして挙げられるのが装着方法。耳栓のように差し込む「カナル型」は遮音性が高い一方、サイズが合わないと圧迫感を覚えることがあります。耳の入口に引っ掛けるようにして装着する「インナーイヤー型」は開放感がある一方で、音漏れしやすいのが特徴です。

イヤホンによってはサイズ別に複数のイヤーチップが同梱されていたり、外れにくいように耳に引っ掛けるフックが付いていたりします。特に移動時や運動時など、体を動かすシーンで使用したい方は装着感にも注目してみてください。

バッテリー持続時間をチェック

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ワイヤレスイヤホンは、本体やケーブル部分などにバッテリーを搭載しています。バッテリーが切れると音楽が聴けなくなってしまうため、仕事中に音楽を聴きたい方や、動画やゲームに集中したい方などはバッテリー持続時間が重要です。

完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際は、イヤホン単体での持続時間と、専用ケースでの充電を含めた最大再生時間を両方チェックしましょう。また、ノイズキャンセリング機能をオンにすると駆動時間は短くなるので、想定している使用時間よりも余裕があると安心です。

機能をチェック

スポーツで使用するなら「防水性能」が高いモデルを

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ワイヤレスイヤホンの防水性能を表すのがIPコードです。「IPX◯」の数値で表され、等級は0から8まで。数字が大きいほど防水性能が高いことを意味しています。

通常利用なら生活防水相当のIPX4程度あれば十分です。しかし、スポーツシーンで利用する場合はイヤホン内部に汗や水が侵入して壊れてしまう恐れがあります。故障を避けるためにも、スポーツシーンなら完全防水相当であるIPX7以上のモデルがおすすめです。

周囲の雑音を低減する「ノイズキャンセリング」

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ノイズキャンセリングとは、騒音を低減する機能のことです。賑やかな場所を歩いているときはもちろん、電車や飛行機に乗っているときも騒音が抑えられるため、音楽鑑賞に集中できます。ノイズキャンセリングは大きく分けると2種類あり、それぞれの違いを知ることが重要です。

1つ目は、イヤホンの構造によってノイズを低減する「パッシブノイズキャンセリング」。イヤーパッドの形状や素材を工夫して、外部の音が入りにくいようにしたモノです。物理的な効果が期待できる反面、ノイズと一緒に聞き取りたい音もシャットアウトしてしまうので注意する必要があります。

2つ目は「アクティブノイズキャンセリング」。イヤホン内蔵のマイクが騒音を拾い、逆位相の音を出すことで騒音を打ち消す方法です。メーカーによって精度が異なりますが、高性能なものはノイズを大きく低減できます。

周囲の音が聞こえるようにする「外音取り込み」

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「外音取り込み」とは、イヤホンに搭載されたマイクによって周囲の音を取り込む機能です。ワイヤレスイヤホンは遮音性に優れたモデルが多いため、車内アナウンスやクラクションなど、必要な音も聞こえにくくなってしまいます。外音取り込みに対応していれば、必要な音を聞き取れるので外出時も安心です。

音楽に集中したいときはアクティブノイズキャンセリングをオンにして、周囲の音も聞きつつ音楽を「ながら聴き」したいときは外音取り込み機能に切り替えるなど、シーンによって使い分けられるのも魅力です。

ワイヤレスイヤホンのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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ソニーは、東京都港区に本社を置く総合電機メーカーです。イヤホン・ヘッドホン・ウォークマンなどのオーディオ機器をはじめ、テレビやカメラ、ゲーム機など幅広い分野の製品を展開。高い技術力を誇り、高性能な製品を多数手掛けていることでも有名です。

ワイヤレスイヤホンに関しては、左右一体型イヤホンから完全ワイヤレスイヤホンまで豊富な種類をラインナップ。ワイヤレスながらハイレゾ相当の高音質を楽しめるLDACコーデックに対応したモデルも人気です。そのほか、ノイズキャンセリングなど便利な機能を搭載したモデルも存在します。

オーディオテクニカ(audio-technica)

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オーディオテクニカは、東京都町田市に本社を置く日本の音響機器・映像機器メーカーです。イヤホンやヘッドホン、マイクなどのオーディオ機器をメインで展開。個人向けの製品から法人向け製品まで揃っているので、幅広いユーザーにおすすめのメーカーです。

高解像度なサウンドを楽しめる「SoundReality」や、迫力ある重低音をリスニングできる「SOLID BASS」など特性ごとにイヤホンのシリーズを展開しています。

ジャブラ(Jabra)

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ジャブラは、デンマーク・コペンハーゲン近郊に本社を置く「GNグループ」が保有しているオーディオブランドです。ヘッドホンやイヤホン、スピーカーフォンなどを展開。ビデオ会議などビジネスシーンに適した製品を販売していることでも有名です。

イヤホンのカテゴリでは、主に完全ワイヤレスイヤホンをラインナップ。高性能なマイクを内蔵したモデルを多く扱っており、高品質な通話ができるのが特徴です。防水性能が備わっているモデルを選べば、スポーツシーンでも快適に使用できます。

タオトロニクス(TaoTronics)

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2008年にアメリカで設立されたオーディオ・家電ブランド、タオトロニクス。現在では、日本やヨーロッパ、アジアなど世界中で展開されている人気ブランドです。イヤホンやスピーカーなどのオーディオ機器をはじめ、LEDライトや生活家電などさまざまな製品を取り扱っています。

左右一体型イヤホンや完全ワイヤレスイヤホンなど、さまざまな種類をラインナップ。耳に固定しやすいイヤーフックがついたモデルなら、スポーツシーンでも活躍します。比較的リーズナブルに購入できるコスパの優れた製品が多いので、初めてワイヤレスイヤホンを購入する方にもおすすめです。

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